行政書士に合格するために覚えておくべき勉強法5選

毎日の勉強大変だと思ますが、合格に向けて頑張っていることと思います。

しかし、仕事が忙しかったり、様々な家庭の事情でなかなか勉強の時間が取れない、集中できない、という方も多いのではないかと思います。

今回は、そんなあなたに少しでもお役に立てればと思い、5つの効率的な勉強法を紹介します。これらは、科学的に検証されているものもあれば、単なる私の経験によるものもあります。 ということで、気軽に読んでいただければと思います。

「つまり」「要するに」繰り返し学習法

なんだかさえない名称ですね。自分のセンスのなさを恨みます。

これは何のことを言っているかと言うと、最初から難しいテキストを隅から隅まで読んで、すべてを理解しようとするのではなく、わからないところは飛ばして読んでもいい、その代わり繰り返し繰り返し読みましょう、ということです。

説明下手ですね。

極端に言えば、最初のうちは、「つまり」とか、「要するに」の後だけ読むということにしてもかまいません。とにかく読み進めて、何回も何回も読むことです。

法律のテキストですから、聞き慣れない言葉とか理解しにくい表現や、日常生活で使うのとは別の意味をもつ言葉があったり、決して易しい物ではありません。

難しく、理解しにくいところを理解できるまで読もうとしても、そんなことは長続きしません。最初のうちは、簡単な理解しやすいところばかりをつまみ食いする感じでもいいと思います。

理解できないという失敗を繰り返すより、理解できるという、たとえ小さくても成功体験を積み重ねることで、明日の勉強への活力が生まれます。 分からないところにぶち当たっても気にせず先に進みましょう。そして、2周、3周と読み進めましょう。何周もしているうちに理解できないところが減っていき、理解できるところが増えていきます。それが結果的に効率が良いことになると私は信じていますし、実際に私はそうしました。

混ぜこぜ学習法

混ぜこぜという意味は、一つの科目を長時間勉強するのではなく、短時間ずつ複数の科目を勉強するということです。いろんな科目を混ぜこぜということですね。

行政書士試験の場合、いろんな科目といっても限られていますからちょっと工夫が必要かもしれません。

例えば、行政法のテキストを30分読んで、民法のテキストを30分読んで、憲法や会社法は置いといて、行政法の問題集を何問か解いて、民法の問題集を何問書いといて、複数のテキストを持っているなら、別の行政法のテキストを読んで、みたいな感じです。

私は、勉強に限らず、小説などを読むときにも何冊かを並行して読んでいるのですが、その方が楽しめるんですよね。特に難解な本を読むときは。

科学的に検証されているのかどうかは知りませんが、一つのことを長時間し続けると飽きますよね。これは勉強には大敵ですね。気分転換は大事です。勉強の気分転換は別の勉強で行うことが理想ですね。 いろんなことを少しずつ取り組むことが結果的に効率を上げることになります。

感情学習法

喜怒哀楽を勉強に利用しましょう。笑ったり、怒ったり、悲しんだり、感情と物事を結びすければその記憶は定着しやすいと思います。

テキストに載っている判例の中にはあなたの感覚に合わない判決があるかもしれません。そんなときは、この判決はおかしいじゃないかと怒り、悲しみ、または笑いましょう。それもちょっと大げさに。 その感情と共に覚えることでその記憶はあなたの脳にとどまりやすく、また引き出されやすくなるでしょう。

一人二役学習法

人に教えることができると、その知識は十分理解できていると言われます。勉強したことをひとに教えてみると自分の理解が不十分であることに気づかされます。これを有効に利用しない手はありません。

しかし、都合よく誰かが常に待機してくれているわけではありません。なので生徒約もあなたがやりましょう。

生徒になって質問してみる。そしてすかさず先生になって答えてみる。

または、一人二役で議論してみる。 声に出す必要はないので、いつでもどこでもできます。質問に詰まったり、議論に行きづまると勉強が不十分だということです。テキストに立ち返ってしっかり読み込みましょう。

睡眠学習法

なんだか怪しげな感じがするかもしれませんが、そういうことではありません。勉強した後には睡眠をとった方が記憶が定着しやすい傾向があるということです。

テスト前日の一夜漬けで徹夜をするよりもしっかり睡眠をとった方がいいです。これは昔からいろいろなところで言われていますよね。

また、昼寝でも効果があるとの報告もあるようです。人間の集中力はそんなに長くは続かないので、長くとも2,3時間勉強したら、2,30分目を閉じて横になるというのが良いようです。

がむしゃらにやるより休息を取りながらの勉強のほうが効果的です。

以上、5つの勉強法でした。少しでもあなたの参考になれば幸いでございます。

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