毎日の勉強お疲れ様でございます。
大変だと思いますが、それを乗り越えることがあなたの夢への第一歩となると信じて、是非、勉強を継続してください。
さて、行政書士合格のため避けては通れない問題集の話です。
問題集は、いろいろな組織団体から様々な形式で出版されています。
私もいろいろ買いました。
独学で行政書士に合格するためにかかった費用を公開します で私の購入したテキストと問題集を公開しています。
私はあまり深く考えずに選んでしまい、「失敗しちゃったな、これ」というのがいくつかありました。
あなたはどうでしょうか?
失敗しない問題集の選び方の話です。
行政書士の問題集ってなんでこんなに種類が多いの?
経済的な理由から独学を選んだのに、問題集を購入しようとしたら、種類が多すぎて、どれを選んだらいいかわからず、思い切って買ってはみたものの、どうもしっくりこないので、買い足しているうちに、気が付いたらとんでもない費用になってた、なんてことは良くある話です。(ないですか?)
ちなみに出版されている行政書士試験用の問題集の一部を下に挙げてみます。
LEC東京リーガルマインド | 出る順行政書士 ウォーク問 過去問題集①法令編 |
出る順行政書士 ウォーク問 過去問題集①一般知識編 | |
出る順行政書士 40字記述式問題集 | |
出る順行政書士 直前予想模試 | |
行政書士試験研究会 | 合格革命 行政書士 基本問題集 |
合格革命 行政書士 肢別過去問題集 | |
合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集 | |
合格革命 行政書士 一問一答式出るとこ千問ノック | |
合格革命 行政書士 法改正と直前予想模試 | |
伊藤塾 | うかる!行政書士 総合問題集 |
うかる!行政書士 直前模試 | |
TAC行政書士講座 | みんな欲しかった!行政書士の問題集 |
みんな欲しかった!行政書士の肢別問題集 | |
みんな欲しかった!行政書士の5年過去問題集 | |
みんな欲しかった!行政書士の40字記述問題集 |
これらは比較的人気の問題集と言われているものです。
あなたはどれがいいと思いますか?迷いますよね。
あなたは何を基準に問題集を選べばいいんでしょうか?
おそらくあなたはネットの評判やレビューを読みますよね。(これもそうかもしれない)
でも、みんな言ってることがまちまちだったり、人によっておすすめの問題集が違っていたり、結局どれがいいのかわからなくなりませんか?
また、おすすめ、おすすめといいながら、よく読んでみると、問題集を紹介しているだけで何を勧めているのかわからない、というようなこともあります。
近くに大型書店があれば、行政書士試験の問題集がそろっているかもしれません。
よく、実際に手に取って、自分に合うかどうか、中身を確認しましょう、という意見を見ることもありますが、初学者のあなたにとっては、書店でパラパラと目を通したぐらいでは、字の大きさや、色遣いの好き嫌いぐらいしか、判断できないのではでしょうか。 字の大きさや、色使いも重要かもしれませんが、それだけで決めるのもどうかと思いますよね。
問題集を選ぶポイントはたった1つだけです
例えば、以下は、どこかのサイトにありそうなレビューです。
問題の質、量ともに評価が高い。
一方で、解説が少しわかりづらいという声もある。
初心者にはハードルが高いかもしれない。
しかし、合う合わないは人それぞれ。
くりかえし取り組むことで試験合格のための実力は養える。
よく内容を見定めたうえで判断するべき
こういうのありそうじゃないですか。
結局自分で見て決めないといけない、みたいな感じですね。
一般的によく言われているのは、あなたのレベルにあったもの、答えだけでなく解説が詳しいものがおすすめだというものです。
しかし、あなたは自分のレベルをきちんと把握していますか?初学者で勉強を始めたばかりであれば、「初学者向け」「基本編」「はじめての」などを選べばいいかもしれませんが、もうちょっと先に進んだ場合は、そもそも、問題集を解くことで、自分のレベルというのが分かってくるのではないでしょうか。
また、解説が詳しいものがいいと言われても、それをあなたは判断できますか?解説の文章の量が多い、少ないくらいしかわかりませんよね。
つまり、あなたのレベルにあったもの、とか、詳しい解説というものは問題集を選ぶための判断材料としてはあまり適切とは言えないということになります。
それでは、何を基準に問題集を選べばよいのでしょうか?
それは、解説です。
いや、いや、いまさっきそれは判断材料に適さないと言ったじゃないか、と突っ込まれそうですが、しかし、解説といってもそれは解説の内容のことではありません。
ポイントは1問1ページです。
つまり、1問分の解答と解説が1ページにまとまっていること、です。
これだけです。
これだけに注目して、選んでもらって構わないと思います。
ちょっと何言ってるのかわからない、とお思いかもしれませんが、私が1年間勉強してきて実感したことです。
詳しい解説がよいと言われても、それは、十分勉強して、内容がよく理解できるようになってからではないと判断できません。
つまり、合格した後です。
それに、あなたよりも明らかにレベルの高い法律の専門家によって書かれた解説ですから、とんでもなく差があるようなことはないと思います。(と信じています)
結局、1問1ページ、これだけです。
行政書士の独学を続けるコツはストレス低減
行政書士に限った話ではありませんが、一人でコツコツと勉強を続けるというのは、相当なストレスを感じるものです。
たまには気分転換も必要でしょう。
なので、勉強をしていく中で、なるべくストレスを増やさないようにしたいものです。
問題集の解説が1問1ページがよいというのは、そういう視点からです。
私が使っていた問題集の中には、解説が1ページに2段組みで、小さい文字でつらつらと書かれており、問題ごとの切れ目がランダムのものがありました。
これは最悪でした。
1問解いて、答え合わせをして、解説を読む、という流れで進めていたとき、まず、その問題の解説の始まりが分かり辛い、それに加えて次の問題の答えが見えてしまう、ということが度々ありました。
その度に、イラっとしてストレスが溜まっていました。
これと正反対の問題集がありました。
その問題集では、1問分の解説が1ページにまとめられていて、非常に使いやすく、感動すら覚えました。
問題と解説を行ったり来たりしても全くストレスを感じることはありませんでした。
誰かに教えてあげたくてたまらなくなりましたが、誰にも共感されないだろうと思い、我慢して黙ってました。
つまりそういうことなんです。
1問1ページ
↓
使いやすい
↓
ストレスがたまらない
↓
勉強が継続できる
↓
実力が付く
↓
合格できる
結論:問題集は、解説が1問1ページにまとめられているものを使いましょう。