行政書士に独学で合格するためのおすすめテキスト

毎日の勉強お疲れ様でございます。

継続が合格への一番の近道だと私は信じております。

さて、行政士試験のためのテキスト選びの話なんですが、独学の場合、最初にここで悩みますよね。

ネットの口コミを読みまくることになるわけですが、こんなに悩んで時間がかかるくらいなら、いっそ通信講座に申し込もうかと考えたりすると思います。

私はそれでもいいと思いますよ。

まあ、数ある通信講座の中からどれを選ぶかでまた悩むんですけど。

正直テキスト選びに正解はありませんし、言ってしまえば、人それぞれ合うものもあれば合わないものもあるということです。

具体的にどのテキストを選ぶか、ということも重要かもしれませんが、それ以上に重要なことがあります。

それは、冒頭にも書きましたが、継続するということです。

それが一番の合格への近道ですから。

それでは継続という観点からテキスト選びについて説明したいと思います。

行政書士試験にはやはり個別テキスト

行政書士試験用テキストは、やはり個別テキストです。

行政書士試験対策向けの全ての分野を網羅した総合テキストより、行政法、民法は必ず個別テキストにしましょう。

理由はわかると思いますが、個別テキストのほうが内容が濃いからす。

総合テキストは良くまとめられていますが、初学者にはあまりにまとめ過ぎているものは逆に適しません。

憲法についてはどちらでもいいかな、とあとになって思いました。

個別テキストですと、だいたい1冊400~500ページくらいです。

私はあなたにこの個別テキストを8周すること提案します。

例えば、行政法と民法の個別テキストを1日20ページずつ読んだとして(少なすぎる気はしますが)も1か月以内に2冊を読み終わります。

1回目より2回目、2回目より3回目のほうが速く読めるはずです。

8周というのはそれほど非現実的ではありません。

しかし、それを拒むものがあります。

それは「飽き」です。

同じテキストばかり読んでると飽きてくるんですよね。

何度も読んでいるうちに、内容を覚えてくるんですが、そうなってくると刺激が無くなるんです。

刺激が無くなるとマンネリ化してきます。

マンネリ化すると、飽きて、もう読みたくなくなってくるんです。

そうなると一番大切な継続が途切れてしまいます。

では、どうすればいいでしょうか。

総合テキストで気分転換

答えは、総合テキストです

一度否定してるので、矛盾しているとお思いまでしょうが、人生というものはそれほど単純ではなく、複雑なものです。

内容はちょっと薄いかもしれませんが、気分転換にはとてもいいです。

それまで使っていた個別テキストとは、ちょっと表現が違っていたり、内容の順番が変わっていたり、違う判例が載っていたり、本文の構成や文字の色やいろいろ異なります。

それが気分転換になります。

勉強の気分転換に勉強する、という素晴らしい方法です。

個別テキストに飽きて読みたくなくなったら、総合テキストに浮気する。

これは単なる浮気ですから、すぐに本命の個別テキストに戻ってくることが必要です。

加えて、総合テキストを浮気に使うことの利点は他に2つあります。

1つは、商法・会社法と一般知識対策用のテキストになること。

2つ目は、私がたまたま選んだものだけのことかもしれませんが、切り離し可能なハンディ六法の存在です。

商法・会社法と一般知識の勉強の配分としては、ちょっと極端ですが、2%程度でよいです。

行政書士独学合格のためにテキストを読むときに考えるべき7つのこと

で説明しています。

そのため、2%のために個別にテキストを準備する必要もないのですが、単に過去問や問題集だけでは意味が解らないこともあるので、総合テキストで補うという考えです。

あくまで行政法と民法の個別テキストでの勉強がメインで、総合テキストはあくまでも浮気と2%のために使えばいいという話です。

しかし、ハンディ六法は、非常に役に立ちました。

ちょっと条文を確認したいというときに、スマホやPCで見るよりずっと使いやすかったです。

ここは人によるかもしれませんし、あなたはスマホで十分というかもしれません。

あくまでも私の場合です。

私は総合テキストを、2%のために(勉強を始めたときはもっと比率は大きいと思ってましたが)購入しましたが、実際に役に立ったのは9割方ハンディ六法でした。

ハンディ六法は、特に民法はすべての条文が載っているわけではありませんが、試験対策としては十分なものです。

行政書士試験テキスト選びの結論

ということで、結論としては、

行政法、民法、憲法(なくてもよい)について、個別テキストを1種類選ぶ。

そして、浮気用(気分転換用)、2%対策用に総合テキストを1冊用意しておく。

私の場合は総合テキストとして、
伊藤塾のうかる!行政書士総合テキスト
を購入しました。


右側の「ハンディ行政書士試験六法」は、このテキストから取り外したものです。
これを選んだ理由はたまたま近所の書店にあったからです。
正直何でもよかったです。

総合テキストの利用方法は、
・個別テキストに飽きてきて読めなくなったときの気分転換
・2%対策(会社法、一般知識対策)
・ハンディ六法は使える

基本はあくまで個別テキストを8周です。

勉強の気分転換は勉強で

それでは、勉強頑張ってください。

本気のあなたを本気で応援します。