行政書士合格に必要な勉強を継続するために必要なたった2つのこと

毎日勉強続けていますか。

仕事終わりに同僚の誘いを断っても、家に帰ると冷蔵庫を開けて冷えた缶ビールをプシューっとしてませんか。
1本くらい影響ない、と言い聞かせながらビールを飲んでませんか。

はい、そんなあなたは合格から一歩遠ざかりました。
残念です。

でも、1日くらいたまには息抜きしたいですよね。
1日で済めばいいですよ、1日で。

そうは言っても、人は皆、基本的に怠け者で、さぼりたがりです。
気を抜くとどこまでも堕落します。

そうならないために、ちょっとした意識の転換の提案です。

行政書士合格の裏技なんてある?

インターネットで検索すると出てきます。

「ウラ技合格法」
「簡単に合格する裏技」
「独学合格の裏技」

裏技なんてあるんでしょうか。

あなたも毎日、仕事と勉強で疲れていて、今日1日くらいはいいか、と思い、ついお酒を飲んだり、ゲームをしたり、テレビを見たりと時間を潰してしまうこともありますよね。

そんなとき「裏技」情報を目にしたら、あなたはどう思いますか。
そんな裏技があるのなら「知りたい」と思うでしょう。

サイトに公開されている情報は、テキストを読んで、問題集を解いて、普通に勉強を進めていけば、誰でも気が付くのではないかと思えるような単なる解法のテクニックだったりします。

中には、有料のものもあります。

その中には有益な情報もあるでしょうし、実際にそのおかげで合格できたという人もいるかもしれません。

しかし、そんな裏技情報が欲しいと思ったのはなぜでしょうか。

試験までの時間がない、ということはあるでしょう。
そもそも時間がないのは、あなたが毎日の勉強をさぼりすぎているだけかもしれません。

毎日勉強を継続することができれば、ネットの怪しい裏技情報など必要がないのではないでしょうか。

私が思うに、裏技を使って合格できたという人は、そんなものを使わなくても合格できたでしょうし、不合格の人は、裏技を使っても不合格だったでしょう。

裏技を使っても使わなくても、実際にはやることはにたようなものだと思いますので。

大切なのは勉強を継続すること

結局大切なのは勉強を毎日毎日続けることです。

そしてそれが一番難しいことです。

どうすればそれができるか。

マジで知りたいのはその裏わざですが、そんなものにはお目にかかりません。

しかし、私の経験上、偶然ではありますが、勉強を継続させるために、モチベーションを維持するためにやってきたことを紹介したいと思います。

イメージトレーニング

イメージトレーニングという言葉はあなたもどこかで、もしかしたら頻繁に聞いたことがあるのではないかと思います。

成功することを、なりたい自分のことをイメージ、想像することで、実際にそれに近づくというようなものです。

しかし、反対の説もあるようです。

ポジティブなイメージだけでは、もし、一度失敗するとその壁を超えるのが難しくなる、という意見も聞きます。

どこかの学会で発表されたとか、専門家の話などでいろいろ出てきますが、おそらくこれらの話は全て統計の話だと思います。

条件や数字の見方を変えると別の傾向が見えるかもしれませんし、すべての人に当てはまるわけではなく、そういう人が多い傾向がある、というだけの話です。

しかも、下に書いてある内容は私の経験なので、もしかしたら私にしか当てはまらないかもしれません。

なので、真に受けないで、ふーん、という感じで読んでもらえたらいいかと思います。

勉強の継続に必要な2つのこと

不合格になった自分を想像する

もし、あなたが行政書士試験に合格できなかったらどうなりますか。

ちょっと具体的に想像してみましょうか。

不合格だったら、何も起こらないかもしれません。
試験勉強を始める前の日常に戻るだけかもしれません。

そもそもなぜあなたは試験を受けようと思ったのか。

試験を受けるとすれば合格することが目標になりますし、合格したら行政書士として開業し、開業したあかつきには、自分がどうなりたいか、目標があるはずです。

不合格になった時点でその目標は潰えます。少なくとも1年後までは。

そんなこと起こってほしくないですよね。

負のイメージを連鎖させるのではなく、絶対になりたくない、起こってほしくないことを想像し、そうならないため、その想像を努力の糧にしてください。

失敗は成功の母と言いますが、想像の上の失敗を成功のための努力を続けるための糧にしてください。

不合格になった自分を想像するということは、そういうことです。

合格した自分を想像する

今度はまるっきり反対のことです。

なりたい自分をとことん想像してみてください。

重要なのは、具体的に、リアルに、匂いを感じるほどに想像していてください。

合格発表の日のこと、努めている会社の上司に退職することを伝えること、最終出社日に同僚の前でする退職の挨拶、行政書士会登録申請のための準備、事務所捜し、入会式、行政書士事務所の開業、初めてのクライアントと事務所で面談、初めての報酬、これらをできる限り具体的に想像してみてください。

実際のところはわからないと思いますが、事実に即してなくてもいいんです。
あなたの想像ですから。

あなたの気分がよくなるように想像してみてください。

その想像したことがあなたのやりたいことです。

それを実現するためにはどうすればいいでしょうか。

試験に合格しなければなりません。

合格するためにはどうすればいいでしょうか。

勉強を毎日続けなければいけません。

なりたい自分を手に入れるためなら少しくらいつらいこともやってやれないことはありません。

合格した自分を想像することにより、勉強を毎日続けることができます。

逆に言うと、毎日続けることができるように、合格した自分を想像してみてください。

私が具体的に考えたこと

以下、私の想像したことです。

もし、試験に不合格だった場合、
・これからも毎日満員電車に揺られる
・うんざりするほど見飽きた同僚や上司の顔を毎日見る
・モチベーションの上がらない仕事を続ける

私はこれらが嫌で、会社を辞めたいと強く思うようになり、偶然見つけた行政書士試験にチャレンジしました。

行政書士以外の別の道もいくらでもありますが、この嫌なことを頭の中に思い浮かべ、思い浮かべなくても毎日経験していることですが、これがこれからも続かないように、必ず合格してやると自分に言い聞かせていました。

その一方で、合格したら、
・開業に必要な書類を集める
・不動産へ行き、事務所捜し
・備品の購入
・看板を取り付ける
・開業後、初めてクライアントから相談を受ける
・初めての報酬
・誰からも指図されない
・自分次第

これらが私のやりたいことです。

これはやるしかありません。

ちょっとくらい風邪気味だろうが、眠たかろうが、毎日勉強を続けなければならない、と思えるほど合格後の理想の状態を具体的に想像していました。

自分では気が付いていませんが、もしかしたら声を出していて、周りの人から気味悪がられたかもしれません。(そんなことはなかったことを祈る)

もともと私の趣味は妄想なので、この手のことはいつもやっていたことでした。

皆さんも是非、想像力、妄想力を存分に発揮して合格まで頑張ってください。

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