行政書士の勉強を始める前に、勉強方法を迷っているあなたに

行政書士試験を受けるにあたっての勉強の始め方について提案します
私の経験をもとにした内容ですので、誰にでも当てはまるものではないかもしれませんが、経験のないことを始めるときは、誰でも不安を感じますし、何が正解かわからない中で悩みこんでしまうこともあるでしょう。
そんなあなたにとって、このブログがちょっとでも助けになれば嬉しく思います。

勉強を始める前には悩みます

あなたは行政書士になるために行政書士試験を受験することを決めました。

決めましたが、勉強方法を悩んでいます。

予備校や専門学校に通えば最も効率よく学習でき、それが合格への近道かもしれません。わからないことや疑問に思うことをその場で質問することができます。周りにはあなたと同じ目標を持った生徒が多数いることで、それがモチベーションにつながります。

しかし、高額な費用がかかりますし、通うことのできる場所も限られます。講義の時間に自分が合わせられるかどうかにも不安が残ります。

それならば、通信講座はどうでしょう。DVD教材もありますし、ネットでの動画配信により講義を受けることのできるサービスもあります。学校に通う手間も省けますし、時間もあなた次第で制約を受けません。費用も予備校と比較すれば安上がりです。

しかし、一般に学校に通うよりも継続が困難だと言われています。疑問に思うことがあってもその場で答えが得られることはないでしょう。

ほとんどが自宅でのPCを使用した学習でしょうから誘惑も多いです。ついついYouTubeで動画を視聴したり、amazonでほしい商品を探したり、そもそもPCの電源を入れる前にテレビをつけてしまったり、仕事帰りにはついビールを開けてしまったりと、必ずしも勉強に適した環境ではないかもしれません。

もう一つの方法は、独学です。これには、通信講座のデメリットと同様自宅で、一人で、様々な誘惑のある中、継続することができるのか、という疑問がつきまといます。

ただし、費用の面ではもっとも少額で済ますことができ、あなた自身を律することさえできれば、行政書士試験合格という目標に対してのコストパフォーマンスは最も高いと言えるでしょう。

あなたは、自分にどれが合っているのか見極めるために、様々なサイトを巡回しているところかもしれません。

いろんなサイトを見れば見るほど、調べれば調べるほど、あなたの頭は混乱してきてどうすればいいかわからなくなってきます。 実際には、どれがよいかは人それぞれで、実もふたもない話ですが、正解は「やってみないとわからい」です

まず、あなたがすべきこと

それでは、あなたはどうすればよいのでしょうか。

私の経験から言えることは、「思い立ったらすぐ行動」です。
あなたが行動を起こさないと何も始まりません。他の誰かじゃなくあなたがやるのです。

でも、無駄になったらどうしよう、と考えてしまいます。

予備校や通信講座へ申し込むと、それが自分に合っていなかったらその費用が無駄になります。

私がおすすめするのは、とりあえず、最初に目に付いた、または気になったテキスト、参考書を買ってみることです。

行政書士試験の試験科目は、憲法、行政法、民法、商法及び基礎法学、一般知識ですが、最も出題数の多いのは当然行政法ですので、行政法にかかわるテキストを選ぶのがいいでしょう。
初学者のあなたならなおさら、悩む暇があったらすぐに購入すべきです。

あなたのお住いの場所によっては、近所の書店に行政法のテキストは置いてないかもしれません。私のところもそうでした。
なので、amazonで検索し、最初のページに出てきたものでいいと思います。

その時、最低限、気をつけたほうが良いことは、専門的すぎるものは避けることです。「国家試験のための」「基礎」「よくわかる」などとタイトルがついているものなら何でもいいと思います。専門書というものは概して金額が張るものが多いので、安い物から選んでみてもいいかもしれません。

あと一言付け加えるとしたら、当たり前のことかもしれませんが、一冊目は問題集ではなく、テキストにしてください。最初から問題に答えることなんてできませんから。

一冊手に入ったら、とりあえず1回読んでみます。熟読の必要はありません。あまり時間をかけすぎても嫌になるので、理解できないところに出くわしても気にせずそのまま読み進めます。
最後まで読み切るのに何日かかかると思いますが、その間に今後のことを考えてみればいいでしょう。

とりあえず読んでみた感触から、
「このまま独学でも行けるんじゃないか」とか「これは自分にはハードルが高いな」とか何かしら思うことがあると思います。

そこで感じたことに素直に従い、次の行動へ移りましょう。
専門学校に申し込むのも良し、通信講座に申し込むのも良し、独学用にテキスト、問題集を買い集めるのも良し、です。

ちょっとした一つの行動があなたの判断を間違ったものから遠ざけてくれることになるでしょう。

とにかく行動です。

書店にって、一冊手に取りレジに持っていきましょう。
Amazonでポチって家に届くのを待ちましょう。

それが行政書士への第一歩です。

合格のために必要なこと

私は最初から独学に決めていたのですが、選択肢は多いにこしたことはありません。

私の住んでいるのは地方の小さな街で、そんなところに専門学校なんかありませんし、あまりお金もなかったので、とにかく金をかけないということしか考えていませんでした。

いくつかのサイトで見た「独学でも合格した」という話を信じて、自分を信じることにしました。

もし、あなたが場所やお金の制約を受けない恵まれた環境にあるなら、それは存分に利用しましょう。

ちなみに私は、たまたま最初に見かけたサイトで紹介されていた下記のテキストを購入しました。2,700円+消費税でした。

よくわかる行政法
¥2,700+消費税

後から思ったことですが、行政書士試験用の総合テキストよりも、行政法、民法、憲法等の単独のテキストのほうが良いと思いました。上記のテキストは買ってよかったと思っています。

内容的に大きく変わることはないのですが、やはり単独テキストのほうがより詳しいですし、判例なども豊富でした。

総合テキストは全教科の内容が含まれているので、相当分厚くなります。いくら読み進めても終わらない気がして気が滅入ってくるんですよね。

そういう面からも行政書士試験用ではない単独テキストのほうがおすすめです。

おすすめですなんて言いながら、私は一年間の独学で合格することができましたが、実は最後まで、これでいいのか、これでよかったのかと不安に感じていました。

試験の翌日、とある予備校のサイトに上がっていた解答で自己採点をしました。合格点をクリアしていることが分かった時の喜びと安どの感情はここ何十年も味わったことないほどのものでした。

私のやり方が唯一の正しい方法とは思いません。

でも確信を持って言えることが一つだけあります。

それは、合格するために必要なことは、あなたが「本気」であるということです。

あなたが本気で合格したいのであれば、専門学校に通おうが、通信講座だろうが、独学だろうが、どんな手段でも合格できます

私が合格できたのは、独学が私に合っていたからではなく、私が本気だったからです。

必ず合格して、会社を辞めて、開業する、と本気で思っていたからです。

結局はあなた次第です。

最後に、私の合格通知書と合格書を公開します。

あなたもこれを手に入れることができます。 あなたが本気でありさえすれば。

合格通知書
230点

行政書士合格書

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